第4回(JCPS2013)調査について

第4回日本子どもパネル調査(JCPS)2013 の概要

・調査の対象

 KHPS2013調査(KHPS第10回調査)協力者より、2013年3月時点で小学校あるいは中学校に就学する子どもをもつ者 (親) と
 その子ども(1997年4月2日~2006年4月1日生まれの男女)を対象としました。

・調査の期日

 2013年2~3月に実施しました。

・調査の方法

 2012年12月に該当する子どものいる世帯に対し、子ども特別調査のNewsletterを郵送し、JCPS2013への協力の可否を尋ねる
 確認票の返信を依頼しました。
 協力を表明した家庭に対し、子ども票・親票・謝礼(図書券)を郵送し、各家庭で実施してもらい、郵送回収しました。
 個人結果開示希望者 (親) には、ウェブ上で、ユーザIDとパスワードから、個人結果を閲覧できるようにしました。

・調査の構造

 調査票2部 (子ども票と親票) から構成されています。
 

①子ども票:子どもが回答する、数学・国語・推論の基礎学力テストと、学校と学び、QOLなどに関するアンケートです。

  *数学・国語の学力テスト問題は、学年ごとに異なります。
  *推論テスト問題は、小1~小3、小4~中3で共通です。
  *アンケート項目は、学校と学びについての質問は、小1~小3、小4~中3で共通です。
   QOLについての質問は、小3~小5には「改訂版Kid-KINDL 8-12歳用子ども評定QOL尺度」を、小6~中3には
  「改訂版Kiddo‐KINDL 13-16歳用子ども評定QOL尺度」を導入しています。 http://kindl.org/ を参照してください。
   市民性についての質問は、中1~中3に導入しています。
   進学希望についての質問は、中1、中2に導入しています。
  *子どもがひとりで回答すること、学力テストは20分間計測し時間内で回答すること、回答後の調査票は子ども自身が封緘し
   親に渡すことをインストラクションで指示しています。
 

②親票:親が回答する、全学年共通の、教育環境、子育て、子どもの社会性に関するアンケートです。

  *子どもの社会性についての質問(問21)は、「子どもの強さと困難さアンケート」(Strengths and Difficulties Questionnaire:
   SDQ尺度)を導入しています。 http://www.sdqinfo.org/ を参照してください。
  *親は子どもひとりずつについて回答します。

・回収率

  対象となった世帯数は808、協力を表明した対象者数は504、有効回収世帯数は453、世帯単位の協力率は56.1%でした。
  対象となった子ども数は1242、有効回収子ども票数は708、有効回収親票数は708、子どもを単位とし、どちらかを有効回収した
  ケースから求めた協力率は57.0%でした。

第4回(JCPS2013)調査票

   小3調査票 PDF
   親票 PDF