JCPS

「日本子どもパネル調査」の概要と利用方法について

調査の目的

「日本子どもパネル調査」では、家庭での子育ての状況や子ども自身の学びの様子についての詳細な調査を行い、社会の動きと子育ての関連性を総合的に解明することを目的としています。昨今、子育てと教育をめぐる社会状況は大きく変化しています。それを踏まえて、国の全国学力・学習状況調査をはじめとし、さまざまな形で学力と子どもの生活状況の関係についての調査が行われてきました。しかしながら、子どもは大人以上に、変化し、そして成長します。子どもの成長を長期にわたり追跡し、厳密な調査を繰り返さなければ、何が子どもの学びやこころに影響を与えているのか、解明することは困難です。「日本子どもパネル調査」は、同一世帯の同一の子どもを対象にし、定期的に調査を行うことで、子どもの成長過程を追跡していきます。そしてその情報を、「日本家計パネル調査」「慶應義塾家計パネル調査」で得られる情報と共に分析することにより、家庭や周囲の状況と子どもの成長との因果関係を明らかにすることを目指しています。2011年調査からは国立教育政策研究所と協力関係を結び、調査結果はOECD(経済協力開発機構)での国際比較にも活用される予定です。「日本子どもパネル調査」は、日本社会の変化と子育ての関連性を明らかできる数少ない資料として、大きな期待が寄せられています。

調査項目

調査票には、子どもひとりにつき、子ども票と親票の2部があります。子ども票は、子どもが回答する、算数(数学)・国語・推論の基礎学力テストと、学校と学びや生活に関するアンケートです。数学・国語の学力テスト問題は、学年ごとに異なります。親票は、親が回答する、全学年共通の、教育環境や子育てや子どもの行動に関するアンケートです。親は子どもひとりずつについて回答します。

調査方法

日本家計パネル調査(JHPS)と慶應義塾パネル調査(KHPS)の付帯調査として、2010年より毎年実施しています。対象は、上記パネル調査の調査協力者の中で、小学校あるいは中学校に就学する 子どもをもつ者(親)とその子どもとし、その都度、調査への同意をいただいております。 2010年調査では「日本家計パネル調査第2年度調査 (JHPS2010)」への協力者から、2011年調査では「慶應義塾家計パネル調査第8年度調査 (KHPS2011)」への協力者から、2012年調査では「日本家計パネル調査第4年度調査 (JHPS2012)」への協力者から、それぞれ該当する年齢の子どものいる世帯に対し、日本子どもパネル調査への協力を依頼しました。調査票は親子とも、自宅で回答してもらった後、郵送返送してもらいます。

データの利用について

日本子どもパネル調査の利用申請は、日本家計パネル調査の利用申請書で行えます。
詳しくは、「日本家計パネル調査」(JHPS/KHPS)データ利用についてをご参照ください。

調査票の閲覧

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