第5回(JCPS2014)調査について

第5回日本子どもパネル調査(JCPS)2014 の概要

・調査の対象

JHPS/KHPS2014調査(JHPS第6回調査、KHPS第11回調査)協力者より、2014年3月時点で小学校あるいは中学校に就学する子どもをもつ者親)とその子ども(1998年4月2日~2007年4月1日生まれの男女)を対象としました。

・調査の期日

2014年2~3月に実施しました。

・調査の方法

2013年12月に該当する子どものいる世帯に対し、子ども特別調査のNewsletterを郵送し、JCPS2014への協力の可否を尋ねる確認票の返信を依頼しました。
協力を表明した家庭に対し、子ども票・親票・謝礼(図書券)を郵送し、各家庭で実施してもらい、郵送回収しました。
個人結果開示希望者 (親) には、ウェブ上で、ユーザIDとパスワードから、個人結果を閲覧できるようにしました。

・調査の構造

調査票2部 (子ども票と親票) から構成されています。

①子ども票:子どもが回答する、数学・国語・推論の基礎学力テストと、学校と学び、QOLなどに関するアンケートです。
*数学・国語の学力テスト問題は、学年ごとに異なります。
*推論テスト問題は、小1~小3、小4~中3で共通です。
*アンケート項目は、学校と学びについての質問は、小1~小3、小4~中3で共通です。
QOLについての質問は、小3~小5には「改訂版KidKINDL812歳用子ども評定QOL尺度」を、小6~中3には「改訂版Kiddo‐KINDL1316歳用子ども評定QOL尺度」を導入しています。
http://kindl.org/を参照してください。
市民性についての質問は、中1~中3に導入しています。
進学希望についての質問は、中1、中2に導入しています。
*子どもがひとりで回答すること、学力テストは20分間計測し時間内で回答すること、回答後の調査票は子ども自身が封緘し親に渡すことをインストラクションで指示しています。

②親票:親が回答する、全学年共通の、教育環境、子育て、子どもの社会性に関するアンケートです。
子どもの社会性についての質問(問21)は、「子どもの強さと困難さアンケート」(StrengthsandDifficultiesQuestionnaire:SDQ尺度を導入しています。
http://www.sdqinfo.org/を参照してください。
親は子どもひとりずつについて回答します。

・回収率

対象となった世帯数は1239、協力を表明した世帯数は598、有効回収世帯数は565、世帯単位の協力率は45.6%でした。
対象となった子ども数は1883、有効回収子ども票数は846、有効回収親票数は851、子どもを単位とし、どちらかを有効回収したケースから求めた協力率は45.2%でした。

第5回(JCPS2014)調査票

小3調査票 PDF
親票 PDF