JST-RISTEX-HITEプロジェクト成果報告シンポジウム
「AIなどの新しいテクノロジーは労働市場をどう変えるか?」

開催案内

人工知能(AI)などの新しいテクノロジーの普及は、人の仕事を奪うことが懸念される一方で、人手不足の解消や多様な働き方の推進、ウェルビーイングの向上など、労働市場や働く人にプラスの影響をもたらすことも期待されています。
JST-RISTEX「人と情報のエコシステム」(HITE)の研究プロジェクト「人と新しい技術の協働タスクモデル:労働市場へのインパクト評価」では、新しいテクノロジーが労働市場に与えるプラスとマイナスの影響について、多角的な検証を行ってきました。本シンポジウムでは、得られた研究成果のエッセンスを広く一般の方に向けて発信するとともに、政策的・実務的なインプリケーションをパネルディスカッションで議論します。


開催概要

  
日時 2022年3月1日(火)15:00 - 16:30
開催方法 オンライン(Zoomウェビナー)
申込方法 申込フォーム (https://zoom.us/webinar/register/WN_T_iFkZxySh2GkzpqGCwDBQ)からの申込
参加費 無料
主催 JST-RISTEX「人と情報のエコシステム」(HITE)研究プロジェクト「人と新しい技術の協働タスクモデル:労働市場へのインパクト評価」(研究代表者:慶應義塾大学・山本勲)
共催 慶應義塾大学パネルデータ設計・解析センター、東京大学政策評価研究教育センター

プログラム

15:00 - 15:10
プロジェクト概要と現状説明

山本勲
慶應義塾大学商学部 教授
慶應義塾大学パネルデータ設計・解析センター センター長
略歴
2003年、ブラウン大学より経済学博士号(Ph.D.)取得。日本銀行企画役などを経て2014年より現職。主な著書として、『人工知能と経済』(編著)勁草書房、2019年、『実証分析のための計量経済学』中央経済社、2015年、『労働時間の経済分析』(共著)日本経済新聞出版社、2014年(第57回日経・経済図書文化賞受賞)。専門は応用ミクロ経済学、労働経済学。

15:10 - 15:25 研究成果発表①
「ロボットと雇用」

川口大司
東京大学大学院経済学研究科・公共政策大学院 教授
東京大学政策評価研究教育センター センター長
略歴
2002年にミシガン州立大学で経済学のPh.D.を取得したのち、大阪大学、筑波大学、一橋大学を経て2016年より現職。 独立行政法人経済産業研究所のプログラムディレクター、東京大学エコノミックコンサルティング株式会社の社外取締役を非常勤で勤める。 Journal of Economic Behavior and OrganizationのAssociate Editor。専門は、労働経済学・実証ミクロ経済学。

15:25 - 15:40 研究成果発表②
「AIと雇用・賃金・ウェルビーイング:パネル調査を通じて」

小林徹
高崎経済大学経済学部 准教授
略歴
2002年上智大学法学部卒業。人材サービス企業などを経て2014年に慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程修了。 2015年独立行政法人労働政策研究・研修機構研究員、2016年高崎経済大学経済学部講師、2018年より現職。

15:40 - 15:55 研究成果発表③
「企業におけるAI活用:インタビュー調査を通じて」

伊達洋駆
株式会社ビジネスリサーチラボ 代表取締役
略歴
「神戸大学大学院経営学研究科 博士前期課程修了。修士(経営学)。2009年にLLPビジネスリサーチラボ、2011年に株式会社ビジネスリサーチラボを創業。以降、組織・人事領域を中心に、民間企業を対象にした調査・コンサルティング事業を展開。研究知と実践知の両方を活用した「アカデミックリサーチ」をコンセプトに、組織サーベイや人事データ分析のサービスを提供している。近刊に『現場でよくある課題への処方箋 人と組織の行動科学』(すばる舎)、『越境学習入門 組織を強くする「冒険人材」の育て方』(日本能率協会マネジメントセンター;共著)。」

15:55 - 16:30 パネルディスカッション
「AIなどの新しいテクノロジーは労働市場をどう変えるのか?」

赤池伸一 ー パネリスト
文部科学省科学技術・学術政策研究所
上席フェロー
内閣府科学技術・イノベ―ション推進事務局 参事官事務代理(統合戦略担当)
略歴
1990年、東京大学農学部卒業。1992年、同大学大学院総合文化研究科広域科学専攻修了し、科学技術庁入庁。2000年、イギリス・サセックス大学科学政策ユニット(SPRU)科学技術政策コース修士課程修了。2002年在スウェーデン大使館一等書記官。2008年、東京工業大学大学院社会理工学研究科博士課程修了。学術博士。2009年、科学技術振興機構研究開発戦略センター副センター長補佐、フェロー。2011年、一橋大学イノベーション研究センター教授。2016年、科学技術・学術政策研究所科学技術予測センター長、内閣府参事官(科学技術・イノベーション担当)に併任。2018年より現職。研究分野は科学技術イノベーション政策、科学技術外交など。
川口大司 ー パネリスト
東京大学大学院経済学研究科・公共政策大学院 教授
東京大学政策評価研究教育センター センター長
略歴
2002年にミシガン州立大学で経済学のPh.D.を取得したのち、大阪大学、筑波大学、一橋大学を経て2016年より現職。 独立行政法人経済産業研究所のプログラムディレクター、東京大学エコノミックコンサルティング株式会社の社外取締役を非常勤で勤める。 Journal of Economic Behavior and OrganizationのAssociate Editor。専門は、労働経済学・実証ミクロ経済学。
小林徹 ー パネリスト
高崎経済大学経済学部 准教授
略歴
2002年上智大学法学部卒業。人材サービス企業などを経て2014年に慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程修了。 2015年独立行政法人労働政策研究・研修機構研究員、2016年高崎経済大学経済学部講師、2018年より現職。
伊達洋駆 ー パネリスト
株式会社ビジネスリサーチラボ 代表取締役
略歴
「神戸大学大学院経営学研究科 博士前期課程修了。修士(経営学)。2009年にLLPビジネスリサーチラボ、2011年に株式会社ビジネスリサーチラボを創業。以降、組織・人事領域を中心に、民間企業を対象にした調査・コンサルティング事業を展開。研究知と実践知の両方を活用した「アカデミックリサーチ」をコンセプトに、組織サーベイや人事データ分析のサービスを提供している。近刊に『現場でよくある課題への処方箋 人と組織の行動科学』(すばる舎)、『越境学習入門 組織を強くする「冒険人材」の育て方』(日本能率協会マネジメントセンター;共著)。」
山本勲 ー モデレーター
慶應義塾大学商学部 教授
慶應義塾大学パネルデータ設計・解析センター センター長
略歴
2003年、ブラウン大学より経済学博士号(Ph.D.)取得。日本銀行企画役などを経て2014年より現職。主な著書として、『人工知能と経済』(編著)勁草書房、2019年、『実証分析のための計量経済学』中央経済社、2015年、『労働時間の経済分析』(共著)日本経済新聞出版社、2014年(第57回日経・経済図書文化賞受賞)。専門は応用ミクロ経済学、労働経済学。