利用資格・要件
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慶應義塾大学パネルデータ設計・解析センター(以下、本センター)では、非営利・学術目的での利用に限り、国内外の大学または国公立・民間研究機関に所属する研究者・大学院生・学部生(研究生・研究員等も含む)*等に、本センターが公開している個票データを提供します。
「新規開業パネル調査」の個票データについては学部生の利用はできません。 - 利用に際しては、誓約書に記載された事項に従うことを義務付けています。誓約事項に違反した場合には、データの利用を禁止させて頂くことがありますので、ご注意ください。
2018年5月15日
データ公開の基本方針
1.公開スケジュール
「日本家計パネル調査(JHPS/KHPS)」の個票データの公開は、原則として調査実施期間の1年後以降とします。
2.提供データの秘匿処理(「JHPS/KHPS」・「GEES」について)
個票データの提供においては、調査対象者の方の秘密を守ることが前提になります。そのため、提供されるデータにおける地域符号は全国8地域(北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州)のみとし、都道府県、市区町村の符号は削除してあります。また、JHPS/KHPSにおいては、2015年1月から調査対象者の「生日」についても秘匿処理を行っております。
3.データの提供方法と費用
調査個票データの提供は、原則、インターネット上でのダウンロードによるものとします。利用希望者は、本センターのホームページから利用申請をしたのち、本センターが利用承認した場合に限り、本センターのホームページよりデータをダウンロードできます(JHPS-CNEFはInvestigatorからダウンロードとなります)。データ利用に際して費用は掛かりません。
利用申請の際、学生の方は学部生か大学院生のどちらかに必ずチェックを入れてください。提供されるファイルには、調査個票データとともに、調査票(PDFファイル)、変数対応表(Excel形式)、単純集計表(Excel形式)(日本子どもパネル調査除く)が含まれています。なお、提供される調査個票データのファイル形式はカンマ区切り (CSV) のテキストデータ (*.csv) です。
新システム移行に伴うお知らせ
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慶應義塾大学パネルデータ設計・解析センター(以下、本センター)では、2020年4月からデータ申請・管理システム(以下、DMS)を一新致します。
Panel Data Research Center at Keio University (PDRC) will renew the Data Management System (DMS) from April 2020. - 利用可能なデータは、データ一覧をご覧ください。
旧システムからの大きな変更点
新しいDMSでは、プロジェクトごとの管理となります。複数データを一度に申請することが可能になります。また、旧システムでは、各個人それぞれでデータ利用申請を行う必要がありましたが、新システムでは、同一プロジェクトの場合は代表者がひとり申請を行い他のメンバーをプロジェクトメンバーとすることで、データ利用が可能となります。
大まかな流れを以下の表にまとめます。
旧システム | 新システム |
---|---|
ユーザー登録 | ユーザー登録 |
利用データの申請 | プロジェクト作成 プロジェクトメンバー登録(ユーザー登録が必要です) 利用データ登録 プロジェクト申請 |
(推薦者承認) | 推薦者/責任者承認 |
PDRC事務局審査 | PDRC事務局審査 |
審査通過後、利用可 | 審査通過後、利用可 |
既にユーザー登録頂いている皆様へ
- いままでのシステムと同一のメールアドレスとパスワードでログインが可能です。
- URLに変更もありません。
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新DMSへのログイン後も利用期限内であれば引き続きご利用になることが可能です。1データにつき1プロジェクトになっていることをご確認ください。既存DMSからの移行プロジェクトは、プロジェクトメンバーもあなたのみです。延長利用もできません。
万が一、ご利用されていた内容と異なりましたら、至急PDRC事務局(info@pdrc.keio.ac.jp)までご連絡頂けますようお願い申し上げます。
※2020年4月1日現在、研究成果報告は一部のみ移行されております。詳細は下記ページのマニュアルをご参照ください。 - データの利用期限が過ぎているプロジェクトに関しましては、成果報告のご提出をお願い致します。
マニュアル
詳細な利用方法は、次のマニュアルをご参照ください。マニュアルは、適宜改定いたします。
利用手続
1. ホームページからの利用申請
本センターホームページ内のログイン画面よりデータ申請・管理システム(Data Management System, DMS)にアカウント登録を行った後、申請画面の指示に従い、プロジェクト申請を行ってください。
受領した利用申請に基づいて、利用の可否を審査します。審査の結果はご登録されたメールアドレス宛に電子メールにてご連絡いたします。プロジェクト申請から審査結果のメールが届くまでには日数を要することがありますので、研究計画を立てる際には十分余裕を持ってください。
※登録されたメールアドレス宛に、データのリリース情報や、当センターが主催するコンファレンスやセミナー等の情報を送信することがございます。情報提供がご不要の場合は、お問い合わせ画面よりご連絡ください。
2.データのダウンロード
本センターでの審査を経て、利用承諾が得られた場合に限り、本センターのホームページ上で申請データをダウンロードすることができます。本センターのホームページ内のログイン画面よりデータ申請・管理システム(DMS)にログインし、必要なデータをダウンロードしてください。利用期間内であれば、回数に限りなく申請したデータをダウンロードすることができます。
3.データの利用
提供された個票データを利用して、分析を行ってください。利用期間は原則として申請が承認された日から1年以内とします。ただし、学生は当該年度末までの利用となります。
提供されたデータ、資料等について誤りがある場合、本センター事務局までお知らせください。
なお、データの詳細等については、原則として本センターのホームページ内に記載されている事項およびダウンロードしたファイルに収録される関連資料のみで判断することとし、利用者が加工することによるデータの解釈については利用者当人の責任によるものとします。
なお、学術誌あるいは学会等で分析結果を発表する際は、慶應義塾大学パネルデータ設計・解析センターから各データの個票データの提供を受けた旨を必ず明記して下さい。
例: 本稿の分析に際しては、慶應義塾大学パネルデータ設計・解析センターによる「日本家計パネル調査(JHPS/KHPS)」の個票データの提供を受けた。
The data for this analysis, Japan Household Panel Survey (JHPS/KHPS), was provided by the Keio University Panel Data Research Center.
4. 利用承認期間終了まで(申請が承認された日から1年以内)
利用承認期間の終了する日までにダウンロードした個票データは必ず消去してください。利用承認期間終了時には、本センターのホームページのデータ申請システムにログイン後、研究成果登録画面の指示に従い、当センターが提供した個票データを用いた分析結果について登録してください。登録が完了していない場合は、次回データの利用申請を行うことができません。
申請画面登録時の注意事項
1.利用申請画面
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1) データ申請・管理システム(DMS)にログイン
本センターHPトップページ右上「新規登録/ログイン」より、アカウント登録後、DMSにログインをしてください。
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2) プロジェクト作成
DMSトップページ画面左側の「プロジェクト追加」ボタンより、申請するプロジェクトの内容を入力してください。
- 3) プロジェクト申請画面の入力
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研究題目
研究内容を特定するのに最も適切な題目を記入してください。 -
利用する質問項目
申請データの調査票を参考に、利用予定の質問項目について該当箇所を明示して記入してください。 -
研究の目的
研究の目的および予想される結果と意義について、なるべく詳しく、具体的に記入してください。 -
研究計画・方法
研究目標を達成するための研究計画・方法について具体的に記入してください。 -
プロジェクトメンバー
申請データを利用して共同研究を行う場合、データを利用するプロジェクトメンバーを登録して下さい。
プロジェクトメンバーは、事前にシステムへの登録が必要です。 -
誓約書
「同意する」にチェックをいれたうえで、「申請内容を確認する」をクリックしてください。これにより誓約事項を了承していただいたとみなします。 -
申請
申請内容の確認画面が表示されるので、申請をしてください。 -
推薦書
申請者が大学院生・学部生(研究生・研究員等も含む)の場合は、推薦者の欄に推薦者情報(氏名、所属、メールアドレス)を入力してください。推薦者は所属機関の長(学科長、学部長、学長など)、指導教員、あるいは当センターの研究分担者とします。審査の際に、本センターより推薦者に推薦の可否について連絡するので、推薦者には推薦の依頼をしておいてください。
2.研究成果報告画面
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1) データ申請・管理システム(DMS)にログイン
本センターHPトップページ右上「新規登録/ログイン」より、アカウント登録後、DMSにログインをしてください。 -
2) 研究成果報告申請
DMSトップページのプロジェクト一覧より、研究成果報告するプロジェクトを選択し、プロジェクトごとに研究成果を報告してください。 - 3) 研究成果報告画面の入力
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研究成果の公表
研究成果の公表の有無について選択し、研究成果物(論文等)のPDFファイルをアップロードしてください。 -
研究成果報告
研究成果物の主要情報(著者名、タイトル、公表の形態、公表媒体名、公表URL、公表(予定)日、要約)について入力してください。なお、論文等のPDFを添付された場合は、要約の入力については省略できます。
研究成果物が複数ある場合は、「研究成果を追加する」をクリックのうえ、研究成果ごとに入力してください。
研究成果報告はデータ利用承認期間満了日後も受け付けています。データ利用期間満了後、研究成果報告がない場合は、次回以降、データの利用申請ができなくなる場合があります。 -
報告された情報の扱い
研究成果報告に関する情報(著者、タイトル、書誌情報、要約など)は、当センターが提供したデータを利用した研究一覧として、当センターのホームページ上で公開することがありますので、ご了承ください(全文を公開することはありません)。
データ申請・管理システム(DMS)利用以前の
データ(CD-R)利用報告について
データ申請・管理システム(DMS)利用以前に使われていたデータ(CD-R)の利用報告は、用紙にてご報告ください。また、使用データも併せてご返却ください。
【報告書フォーム】
【送付先】
〒108-8345
東京都港区三田2-15-45 大学院校舎8F
慶應義塾大学 産業研究所気付 パネルデータ設計・解析センター事務局