「慶應義塾家計パネル調査(KHPS)」と「日本家計パネル調査(JHPS)」におけるLongitudinal / Cross-sectionalウェイトおよびパネル統合ウェイトの作成
DP番号
DP-2013-005
言語
日本語のみ
発行年月
February, 2014
著者
石井 加代子・野崎 華世
JELコード
キーワード
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要旨
慶應義塾大学パネルデータ設計・解析センターで調査実施・管理されている「慶應義塾大
学家計パネル調査(Keio Household Panel Survey: KHPS)」および「日本家計パネル調査
(Japan Household Panel Survey: JHPS)」は、古いもので調査開始より 10 年が経過して
いる。パネル調査においてサンプル脱落の問題は不可避であり、KHPS と JHPS も例外で
はない。本稿では、サンプル脱落によって生じうるバイアスの修正、および、初回調査の
サンプリング時点におけるバイアスの修正を行うべく、Longitudinal ウェイトと
Cross-sectional ウェイトの作成を試みた。さらに、KHPS における追加サンプルの突合、
および KHPS サンプルと JHPS サンプルの統合を実現するべく、それに必要となる統合ウ
ェイトについても作成を試みた。